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40 体に優しいパスタはいかが?

忙しい現代人にとって、短時間で食べられるパスタは大変重宝であり、今では世界中でパスタが頻繁に食べられるようになって、デュラム・セモリナの生産がおっつかない話を耳にするようになってきました。実際に、英国人の家庭で子供たちが最もよく食べている夕食のひとつは、ボロネーズソースのかかったパスタですよね。

しかし、ここでちょっと気になるのは、普通のパスタはミネラルなどが欠如した精製食品であることです。(食物繊維は意外に多く残っていることと、中GI食品であるのは良い点ですね。)確かにお味や食感はおいしいのですが、でも健康のために、と全粒粉のパスタを買うと、今度は食感がぷつんぷつんと硬すぎて、食べたのはそれっきり、ということがありませんか?笑  今月はからだに優しく、かつ食べやすいパスタをご紹介しましょう。

全粒粉が入ったセミホールウィートパスタ、メイズとライスのパスタ、キヌアなど雑穀入り、スペルト小麦やカムット小麦のパスタなど、日本以上に各種のパスタが買える英国では、いろいろと試されるのも悪くありません。まずは、スーパーのパスタコーナー、Free From(アレルギー対策用食材)のコーナーやヘルスフードショップをのぞいてみてください。いろんな新しいパスタに出会えますよ。

私が最近、気に入って最もよく買っているのが、Doves farm社のブラウンライスパスタです。こちらはWhole foods Market(ソーホー店が大きくなりましたね! 12 to 20 Glasshouse Street,W1B)やPlanet organicなどのヘルスフードショップか、アマゾンなどネットでしか買えないのが残念なのですが、玄米ごはんはなかなか食べられない、という人にも、これはとっつきやすいですし、ライスパスタは日本人にとっては小麦パスタに比べて胃の消化に優しいのも良いところですね。

 

それでは、今月は、おなじみマカロニサラダ(4人分)を作りましょう。

180gのライスパスタは塩を加えたたっぷりの湯で表示通り時間どおりに茹でます。(一緒に縦半分に切った人参1本と玉子1ヶも一緒に入れて茹で、そのあと人参は3mm厚さに切り、玉子は大きめのみじん切りに。)パスタを水洗いしてあら熱をとり、水気をしっかり切ったらボウルに入れます。みじん切りにしたマイルドオニオンかレッドオニオン1/2ヶ分もそこに加えて、ビネグレットドレッシング※大さじ3〜4を先に和えておきます。(パスタを冷やしてからオイル入りのドレッシングで和えておくのがおいしく作るポイント。)きゅうり半本(もしくはセロリ2本)は真ん中の種の部分はとって薄切りにし、塩をふってしばらくおいて水分をよくしぼり、汁気をきったツナ缶半分、コーン70g、さきほど切った人参とゆで玉子と共にボウルに加えます。マヨネーズ100g、コンデンスミルク大さじ1、粒マスタード小さじ1で和え、塩こしょうで味をととのえればできあがり。もちもちっとした食感でおいしいですよ。

お好みでツナのかわりにハムやカニかま少々を加えたり、カロリーが気になる方はマヨネーズを減らして、レモン汁やビネガーをたしてみたり、湯でもどしたサンドライドトマトのみじん切り少々、又はピックルドオニオンのみじん切り少々を加えたり、とアレンジしてみてくださいね。(※ビネグレットドレッシングは、お好みの酢大さじ2,オイル大さじ3、ライトブラウンシュガー小さじ1、シーソルト小さじ1/2、粒マスタード小さじ1、こしょう適量) それでは皆様、どうぞオリンピックサマーを楽しくお過ごしください。

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