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16 トランス脂肪酸(Trans Fat)とは

2年ほど前から、ファーストフードの揚げ物や市販のお菓子等に含まれるトランス脂肪酸(Trans Fat)の危険性が報道されはじめました。トランス脂肪酸は、本来は液体の植物油に水素を添加して作られたマーガリンやショートニングに含まれています。

企業にとっては、室温での賞味期限が長くなること、さくさくとしたクリスピーな食感を出せること等がメリットなのですが、消費者にとっては、悪玉コレステロール等が増え、善玉コレステロールが減るので、動脈硬化や心筋梗塞のリスクが高くなることが報告されています。

米国では厳しい規制のために使用を廃止したクリスピークリームのドーナツやKFC、マクドナルドの製品にも量は減ったとはいえ、英国ではまだ使われているようですので、ご用心。

またスーパーで売られているものでは、ほんの一例ですが、パウンドケーキ(Country Garden社Swiss Rolls)、電子レンジで作るポップコーン(Butterkist社Toffee味)、クラッカー(Jacob社Tucサンド、Rits社Cheeseサンド)、粉末スープ(Bachelers社Cup a Soup、Heinz社のもの)、チョコ系スイート(M&M,Revels,Munchies Munchies)などに使用されています。他にもスプレッドやマーガリン、バニラウェファー、チョコチップビスケット、ドーナツ、パン、シリアル、サラダドレッシングなどに添加されている可能性があるようです。

残念ながら英国では、トランス脂肪酸の表示はまだ義務付けされていませんが、”No Hydrogenated oils” もしくは “Trans Fat Free” とはっきり表示があるものを選ぶと安心ですね。Ingredientsの欄に、Hydrogenated oils、partially Hydrogenated oils、vegetable shorteningと書かれたものは避けましょう。(参考文献:Healing Gourmet Eat to Lower Cholesterol)

 

さて、夏はのどごしの良いめん類が食べたくなりますね。手作りのめんつゆを作りましょう。

お鍋に水を400ml入れ、あれば干しエビ大さじ2を4−5h漬けておきます。(干しエビを入れると深いコクがでます。)中火にかけ沸騰してきたら、化学調味料無添加のだしの素を大さじ1強、ライトブラウンシュガー大さじ1、みりん100ml、しょうゆ100mlを加えて一煮立ちすればできあがり。(そうめんつゆの場合は、火を消し際に小さじ1の米酢を加えるとさっぱり感が出ておいしいです。)冷ましてから漉して冷蔵庫で保存すれば10日間程度は大丈夫です。多目に作って冷蔵庫で保存しておくと、めん類に、お料理にと使えて便利ですよ〜。では皆様、楽しい夏をお過ごしくださいね。

写真1)

そばの上に、さっと茹でたオクラ、納豆、あれば、しば漬けの刻んだもの少々(なければ塩もみして甘酢で和えたラディッシュ)、スプリングオニオン、刻み海苔、和辛子をそえ、めんつゆをかけて召し上がれ。

写真2)

そばがないときは、Wholegrainや雑穀のスパゲティを少しやわらかめに茹でてもいいですよ。

写真3)

干しエビを少しいれると、とても深い出汁が出ます。

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