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8  雑穀ごはんはいかが

今月は、毎日食べる「ごはん」についてです。

私はその日のメニューや体調にあわせて、玄米を炊いたり、白米を炊いたりしています。まずは玄米ですが、圧力鍋で炊くともちもちと炊きあがり、意外なおいしさに出会えます。確かに玄米を食べるとお通じがよくなる分、体の毒素も一緒に排出してくれるのでデトックスにはいいですね。しかし玄米は酸性食品ですから、玄米を食べるときは肉食は控え、アルカリ性食品である野菜をたっぷり摂ることが大切です。

又、白米よりも消化するのに胃腸に負担がかかるので、体に良いから、と食べ過ぎるのは逆効果ですよ〜。食べるときは、しっかりよく噛んで(自戒もこめて)食べ過ぎには注意しましょうね。一方、炊きたてのごはん(白米)は、やはり何にもかえがたい美味しさがありますね。

つやつや、もちもちの美味しいごはんを炊くにはいくつかのコツがあります。一によく研ぐこと、二に浸水は少なくとも30分すること、三に水加減は日本のお米より多目にすることです。これらをしっかりおさえると、銘柄が多少違っても必ずおいしく食べられるのですが、もうひとつ、方法がありますよ。それは、雑穀ごはんです。今、日本でも流行っていますね。日本製のものをわざわざ取り寄せなくても、こちらで売っているものを活用して、おいしい雑穀ごはんを作りませんか。

写真1)の右上より時計まわりで、

①(左)Roasted Buckwheat炒りそばの実 /(右)Buckwheat Groats そばの実

②Black Rice (又はBlack Glutinous Rice) 黒米

③Millet Grain きび/あわ

④(左)Oat Groats オーツ麦/(右) Pearl Barley 大麦

⑤(左)Red Quinoa 赤キヌア/(右) Quinoa キヌア

⑥Amaranth アマランス

写真1)にはありませんが、スーパーに売っている細長いワイルドライスなどを入れてもいいですね。雑穀は、各町のヘルスフードショップをのぞけば売っています。

①そばアレルギーの方は要注意ですが、そばの栄養価が高いことはご存じのとおり。香ばしさが加わるのもいいですね。

②の黒米は中国の雲南省やミャンマーなどで食べられているもので、これだけは中華系スーパーで手に入れました。

③はカリウム、食物繊維に富み、

④は白米では不足しがちなビタミン類、食物繊維が豊富だそうです。

⑤や⑥は中南米原産で、アマランスは鉄分やカルシウムに富み、キヌアは高栄養食品としてインカ文明の頃から食べられていたそうで、ぷちぷちとした食感がおいしいですよ。

これらを写真1)の真ん中のように、空き瓶(もっと大きい瓶に入れましょう。笑)に適当に混ぜ合わせていれておき、必要量をそのたび加えています。洗うときは茶こしなどにいれてくださいね。粒子が細かいのでうっかりすると流れていってしまいます。まずは白米1合につき、雑穀大さじ1+水は大さじ1強を加えて試してみてください。ごはんのもちもち感がアップしておいしいですよ〜!

(和みキッチンでは、浸水なしでも加えるだけで美味しく炊けるOrganic雑穀ミックスをお分けしています。お試しになりたい方はメールでお問い合わせください。)

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