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49 Organicの野菜宅配で、元気な野菜を。

あけましておめでとうございます。このコラムをはじめて八年目を迎えましたことに心より感謝申し上げます。ご意見、ご批判等、どんなことでも私には勉強になりますので、ご遠慮なくお聞かせくださいね。

さて、新年のスタートは、オーガニック野菜宅配についてです。

以前、ご実家が兼業農家をなさっている方から "一人暮らしをはじめて野菜を買うとその味気なさに驚き、子供の頃から食べていた実家のお野菜が、実はとてもおいしいものだったと気がつきました。"というお話を伺いました。現代ではとても贅沢な食生活にうらやましくなります。まぁ、素人の私達がいきなり畑仕事は無理としても、新鮮で元気のあるお野菜たちには、ファーマーズマーケットやオーガニックの野菜宅配で出会えます。

和野菜ではNamayasai Box (http://www.namayasai.co.uk/)が有名ですね。念願かなって、昨年とうとう頂く機会がありました。その日の朝取りで丁寧に洗ってあるみずみずしいお野菜たちは、丹精にお作りになっているのがわかります。お大根にしても、スーパーに売られた物とはこんなに違うものか、とその鮮度とおいしさに感動でした。残念ながら宅配の期間は春〜秋のみですが、春になったら是非お試しになってみてくださいね。

そして、今度は洋野菜のRiverford (http://www.riverford.co.uk/) をとりはじめました。スーパーのオーガニックものよりも宅配のお野菜の方が断然、力があるように思います。他には、Abel & ColeやFarmaround Organicがありますね。うちは2wに一度の配達にしてもらい、旬のお野菜が食べたいのでSeasonal Vegetables Boxにしていますが、必ず決められたBoxを選択しなければいけない訳でもなく、ミニマムの金額に達すれば、お好みの野菜を詰め合わせてもらったり、また毎週の予定リストがメールで送られてくるので、その週のボックスに入っていない他の食品も一緒にオーダー可能。二社を1wずつ交互にお願いされている方のお話では、ボックスの内容が違うためいろんなお野菜を楽しめるそうで、それも一案ですね。

最後にひとつ、大切な注意点を。野菜洗浄機で洗ってあるスーパーの野菜に慣れていると、土付きの人参にびっくりするかもしれませんが、本来は土付きの方が風味が長持ちしますし、皮に大切な栄養素も含まれていますので、スクラブしてよく洗えば皮ごと調理して頂きましょう。生食したい場合、サラダの菜っ葉は別として、洗ってからさっと表面を熱湯に漬けると、寄生虫の心配も解消です。

今月はムールチャウダーであたたまりましょう。

ムール貝500gはたわしで表面を洗い、殻を閉じながらひげのようなものをひっぱりとります。大きめの鍋を強火にかけ、白ワイン50mlを注いで沸騰すれば、貝を投入してフタをし、鍋から蒸気がもれてきたら待つこと約5分。貝に火がとおれば、飾り用以外は殻から身を外して取り置きます。(時間がない方はCooked Musselsのパックで。)別の鍋にオイル少々をひき、みじん切りにしたオニオンとにんにく各1ヶ、タイム3枝を弱めの火で蒸し炒めします。すきとおってきたら、根セロリCeleriac約200gの角切り(1-2cm角)と人参1本の角切りを加え、更に蒸し炒めします。野菜が柔らかくなれば、湯300ml+Marigold社Swiss Vegetable Bouillon powder小さじ2を加え煮とかし、更に とりおいたムール貝と、Arrow roots又は片栗粉大さじ1-2を混ぜ込んだ豆乳(好みで牛乳と半々でも)300mlを加え静かにまぜながら (煮立てると分離してくるので) 弱めの火で加熱してとろみ付け、温まれば塩こしょうで味を整えできあがり。刻みパセリかパルメザンチーズ少々をトッピングして熱々を召し上がれ。

(根セロリのかわりにセロリでも。また両方なければ、セロリソルト少々を加えるとよりおいしくなりますよ!)

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