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44 子供の好き嫌い対処法。

March 1, 2013

子供の通うセカンダリースクールではFood Technology(調理実習)の授業があり、いろいろと作って持ち帰ってきます。ある日の実習はボロネーズ。翌週、先生が感想をお聞きになると、3割くらいの子が食べてないから味は知らない、とのこと。その理由が、嫌いだから、まずそうと思ったから、焦がしたから→ゴミ箱に捨てた、と言うのです。又は、仮に捨てなくても作った本人が一口も食べていないケースがとても多い様子に、自分で作ったものは嫌いな物でも食べる、と思っていた私は愕然としました。この子達の好き嫌いの対処には、調理実習よりもまず飢餓体験をさせる方が効果があるかも、と思っていた矢先に、レッスンでお越しになった方からとても素敵なお話を伺いました。

 

1年前、その方はご主人の連れ子さん(男子)の好き嫌いにほとほと困っていらっしゃいました。それまで男所帯だったこともあるのでしょう。子供の好きなものしか食べさせていなかったことや、食前にお菓子を食べてしまっていたので、最初は好き嫌いが激しく、食べられる野菜といえばグリーンピースとコーンのみだったそうです。しかしこのままそれを許していてはこの子のためにならない、と彼女はねじり鉢巻きで大奮闘。

 

まずは、食前のお菓子はできるだけ控えさせてお腹をすかせることからスタート。最初は少量の野菜を盛りつけ、“これも食べたら、デザートにいけるよ。頑張ろうね。” と目の前に人参ぶら下げ作戦。あるときは、“あなたのお母さんは、あなたがお腹にいるときにたくさん野菜を食べていたんだよ。だからきっとあなたも食べられる。”と語りかけ、又あるときは、“今は嫌いでもいいんだよ。3年後、又は大きくなったらきっと好きになっているから、一口は食べてみようね。” とあきらめることなく励まし続け、毎日いろんな野菜を盛り続けているうちに、彼はだんだんと食べられるようになり、先日お越しになったときには “今では、かなり何でも食べます。この間はもやしのナムルを作っていたら、一口食べてすっかり気に入って、器を丸ごと抱えて食べちゃったんですよ。”と話してくださいました。

 

私はそのお話を伺い、彼女の根気良さと工夫と愛情にすっかり感動してしまいました。素晴らしいですよね。英国の子供達をみていて、子供の好き嫌いというのはほとんど食わず嫌いだな、見たことがない、食べたことがないから敬遠するのだな、と思います。一度作ってみて子供が食べないともう作らない、というお話もよく聞きますが、お食事作りに子供の顔色を伺う必要はないと思います。食事内容は親が決めればいいのであって「親が体に良いと思って作ってくれたものは文句を言わずに食べること」という姿勢を貫きましょう。しっかり食べるためにはお腹をすかせることが一番。まずは間食を控えさせ、日中よく体を動かしておくことも大切ですね。小さいお子さんをお持ちのみなさんも、大きいお子さん(夫含む)をお持ちのみなさんも、どうぞあきらめず、いろんな形でいろんなもの(特に野菜)を食べさせてあげましょう!

 

最後に、北海道置戸町立小中学校の管理栄養士でいらした佐々木十美さんからの素敵なアドバイスを。“子供が嫌いなものを愛情をこめて出すこと。あんな味もあったという思い出が多いほど、将来の食卓が豊かになるから。そしておいしく感じる楽しい雰囲気作りを。” さて、9月号で1wに一度でもMeat Freeの日を作りませんか、と書きましたところ、お肉なしの食卓なんてどんなふうに作ればいいのでしょう、とご質問を頂きました。今日は便利なソヤミンス(ベジミンス)をご紹介いたしましょう!大手スーパーの冷蔵品か冷凍品のコーナーをのぞいてみてください。ひき肉のかわりにこういったものを使うのも手です。いきなり全量をそれで調理せず、最初はベジミンスとひき肉半々で始めてみるのもいいですね。麻婆豆腐やボロネーズなどしっかり目のお味のものだと食べやすいですよ。

 

今月はチリコンカルネを作りましょう。

 

フライパンにオイルを少々入れ、みじん切りの玉ねぎとにんにく各1ヶ分をやわらかく炒めます。そこにベジミンス(ひき肉と半々でも可)300~350g、ペッパー2ヶ分の角切り、もどして大きめのみじん切りにした干しいたけ2−3枚分(又はマッシュルーム適量)を加え、炒め合わせます。次にトマト缶1缶をつぶしながら加え、クミンパウダー小さじ1、トマトピューレ大さじ2、ストック1ヶ+水100ml、 シーソルト小さじ1/2〜1、こしょう少々、水気を切ったキドニービーンズ缶1缶、好みでチリパウダーかホットパプリカ小さじ1/2〜、あればオレガノ小さじ1も加え、沸騰後弱火にして約20分くつくつ煮ます。塩こしょうで味を調えれば、フレッシュコリアンダーをちらし、ライスやジャケットポテト、パスタなどに添えて召し上がれ。(刻んだレタスやトマトと一緒にブリートにも!)

 

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